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スイス国鉄、セキュリティー強化に警察がボディカメラを使用

スイス連邦鉄道はチューリヒとローザンヌの駅や車内で今月20日から、試験的に警備にボディカメラを導入。警察官が肩に小型カメラを装着して警備にあたっている。連邦当局も承認しており、30週間実施される。(SRF/swissinfo.ch)

ボディカメラの導入には、警察官の安全性を高める他に、必要に応じて映像を法的証拠として使用する目的がある。

警察官はカメラを装着しているかどうかを周囲に分かるようにし、実際に撮影する場合はその旨を相手に伝えなければならない。

駅や車内の警備におけるカメラの導入は、チューリヒの市警察が行っている試験的プロジェクトの一環。同市内ではすでに2月に8台のボディカメラが警備の現場に導入された。スイスでのボディカメラの試験的導入はチューリヒ市が初めてではないが、データー保護の法的根拠に沿って今回新しく導入された。

(英語からの翻訳・説田英香)

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SWI swissinfo.ch スイス公共放送協会の国際部

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